内宮における五十鈴川(ピンクオパールとk2)


天宇受売命(アマノウズメ


そして、雫(しずく)形のピンクオパール
優しく穏やかな水のエネルギー。
オパールには、最大30パーセントの水が含まれているといわれます。
わたしは、このピンクオパールから、「楽しんで、美しく生きる」という
メッセージを受け取っています。
このメッセージにも、天岩戸隠れした天照大神を再び癒した
天宇受売命(アマノウズメ)の特徴が出ていると思います。


かつてこのピンクオパールがグリッドに入ったのは、
≪ネフェルティティ≫とヴィーナスファンデーションの
「幸福な人(女性)として存在するために♪」の二つでした。


≪ネフェルティティ≫は、報われない宿命の恋愛(聖婚)に対しての
深き慰めと回復の癒しのエネルギーでした。
そして、「幸福な人(女性)として存在するために♪」も、
映画「プリティウーマン」のヴィヴィアンをヒントに、
不遇な境遇でも、それを乗り越え明るく美しく生きることを支えるヒーリングとして
設定したのでした。


天岩戸隠れした天照大神を再生させる天宇受売命(アマノウズメ)とは、
このようなエーテル体への滋養となる優しく穏やかな水のエネルギーを
含むと考えます。
それらが、k2の高貴な魂の在り方の持つ本来の豊かさ、素晴らしさを思い出させる
エネルギーと共にあるとき、クンツァイトの他者を愛する透明で軽やかな愛の力が、
自然な形での再生の癒しとして、天照大神を天岩戸から再び地上の光として
顕現させることが出来たのではないかと思います。

シトリンの考察


瀬織津姫(せおりつひめ)ヒーリング
http://shanti-flare.ocnk.net/product/289


天照大神をケセリックテンプレートを織る女神と書いたことがありますが、
瀬織津姫には、「織る」という字そのものが入っています。
そして、イエローゴールドのシトリンを、ケセリックテンプレートの寓意としていました。


ゆえに、天照大神瀬織津姫に共通する項目が、
イエローゴールドのシトリンになります。



シトリンには、薄い金色から濃い茶までの色があります。
クォーツ・ファミリーのこの重要なメンバーは、特に臍のチャクラのためのものです。

その黄色の光線が、肉体の組織全体の活動を刺激します。

シトリンのエネルギーは太陽のようなものです。

暖め、慰め、貫き、元気づけ、そして生を与えます。

 

臍のチャクラに関連した意識は、肉体的、物質的パワーのものです。

豊かさが私たちの天賦の資質だと学ぶとき、シトリンのエネルギーは、地球の豊かさを私たちに引き付ける助けをします。

臍のチャクラは進化し、洗練されると、地上の神々のように生きるために必要な物質的富を、どんなものでも引き付けることが可能になります。

 

シトリンは、光の力を肉体の内側やまわりに作り出すために使われ、そうすると、創造力に方向を与え、意識的に使うことができるのです、輝くイエロー・オレンジは体を取り巻く光の量を増加させ、保護的なオーラを作り出します。これが、否定的なヴァイブレーションや影響を受けにくくするのです。

 

シトリンはまた、自信や安心を感じる必要のある状況で携えているのに良い石です。

それは確信を持って語りかけ、その内側の安心感をあなたのオーラに伝えます。

 

シトリンは、クラウン・チャクラからのゴールデン・ホワイトの光のエッセンスでヴァイブレートし、その輝きを

あなたの人生の生きているリアリティにするのです。

 

高品質のシトリンは、金色の光線を非常にクリアーに反射するので、肯定的な太陽光線のエネルギーを直接あなたのまわりに発散します。

 

カトリーナ・ラファエル「クリスタルエンライトメント」)

 

白隠の軟酥(なんそ)の法


天照大神(あまてらすおおみかみ)



瀬織津姫(せおりつひめ)

 

軟酥の法とは、白隠禅師の著書とされる「夜船閑話」に書かれている秘法です。



卵ぐらいの大きさの軟酥の丸薬を頭上に乗せたとイメージする(酥とはバターのこと)。
丸薬が頭上から足の裏まで流れ込んでくると想像する。

軟酥丸は、清い色をして、よい香りがする実に素晴らしい丸薬である。

 

これが頭全体を潤し、ヒタヒタと水が浸透するように下りてきて、両肩、両上肢、乳房、胸、肺臓、肝臓、腸、胃、背骨、尾骨まで潤すと観想する。

 

軟酥がここまで下りてくると、すべての内臓の疾患や腹部の疼痛が消失する有様が、水が流れるようにはっきり分かる。

 

さらに軟酥は両下肢を温かく潤し、足の裏まで到達するとその流れは止まると観想する。

ちょうど、名医が香りがよく、病気にもよく効くいろいろの種類の薬剤をお湯で煎じて桶に一杯入れ、自分の両下肢をその中に漬けていると観想する。禅師いわく「この方法を何回も根気よく行えば、どんな病気でも治せないものはない。

そして立派な徳を積むことができる。さらにどんな修行でも成功しないものはない。

また、どんな事業をやっても必ず成功する。

 

その効果が早く現われるか、遅く現われるかは、これを行う人の熱心さいかんによるから、一生懸命に精進せよ」

 

出典http://zutsuu-daigaku.my.coocan.jp/hosp/22hakuin.htm

 


卵というのは、正確には鴨の卵くらいの大きさであると、「夜船閑話」には
あります。


わたしは、黄金に輝く卵が天から降りてきて、頭の上に留まり、
その卵が体温と心地よい太陽の光によって溶け出し、
濃厚な黄金の光の液体が体中にひたひたと浸みてゆく様を想像して
イメージワークをしていました。


そのときのエネルギーが、天照大神ヒーリングのときのケセリックテンプレートレベルの
卵形のエネルギーテンプレートを織っている金と白銀の滑らかなエネルギー繊維の
エネルギーと似ている、と感じていました。


そして、その後の探求でケセリックテンプレートレベルが整うと、
エーテル体がエネルギーに満ちるという発見をして、
この軟酥の卵が、ケセリックテンプレートレベルをぎゅと濃縮して頭の上に乗る大きさまで
小さくしたものなのではないかな〜と感じたわけなんです。


それで、ケセリックテンプレートレベルの内側のセレスティアルレベルが、
瀬織津姫ヒーリングで満たされると、
「軟酥丸は、清い色をして、よい香りがする実に素晴らしい丸薬である。」という
記述と、より一致するように感じたのです。


軟酥丸を天照大神ヒーリングと瀬織津姫ヒーリングのグリッドの中にある
イエローシトリンとしてイメージするとやりやすいので、
ご興味がある方は、ぜひ試してみてください。

 

天宇受売命(アマノウズメ)2


天宇受売命(アマノウズメ


構成は、k2、ピンクオパールクンツァイト


まず、k2から、
k2とは、カラコルム山脈の山の名称で、
その山から最近採れたのでk2の名が付いた
アズライトinグラナイトのことです。
エベレストに次ぐ高い山ということで、
難所で採掘される希少価値の高い石です。


このk2から、わたしが受け取った情報は、
「高貴な魂」の集合体。
この上ないほどのラグジュアリーな感覚が伝わってきました。
それは、高貴ゆえの地上における最高の高級感と贅を尽くしたという波動でした。
この石を見ていると、地上に見られる豪華さというものは、
天上界の豊かさの写しなのだな、と改めて感じることができます。
わたしたちは、非常に豊かな空間や、
豪奢なものに囲まれたときエネルギーが上昇する感覚を味わうことがあるかと思います。
そのような感覚が、特にグリッドに入れたk2からは感じられます。


地上で、高貴な魂として生きるということは
容易くはありません。
失意や絶望を感じることも多いと思います。
そのときに、k2の持つエネルギーが力になります。
そのような高貴な魂の在り方の持つ本来の豊かさ、素晴らしさを思い出させてくれるのです。

天照大神が、スサノオの振る舞いにショックを受けたということは、高貴な魂としての理想から逸脱した社会常識や人々の振る舞いや言動に傷つくわたしたちに置き換えることも出来るかもしれません。
そのようなときには、天岩戸に隠れてしまうこともある。
そんな失意と落ち込みの時期に、天界から届く救いのエネルギーの要素の一つをk2に置き換えています。

 

天宇受売命(アマノウズメ)


天宇受売命(アマノウズメ


天宇受売命(アマノウズメ)は、第六層セレスティアルレベルを満たす
レスキューエネルギーであり、
http://d.hatena.ne.jp/birth-of-venus/20160619/1466329618

http://d.hatena.ne.jp/birth-of-venus/20160507/1462620436


その助けこそが、わたしたちを「超然」へと導き、支えるものなのかもしれません。
それが、本当の「豊かさ」。
天照大神を救い、支えた、天宇受売命(アマノウズメ)です。

 

第六レベルでは、自分と他者に対して無条件の愛を経験する。

代償を求めることなく、相手の幸せをあらゆる意味で大切に感じる経験であり、

愛を条件つけずに与え、相手をまったくありのままに受け入れることを意味する。

また相手を尊重し敬意を捧げるような形で愛を与え、

相手が自分と異なることに深い喜びを覚え、

そして相手が自身の優れた部分を実現するのを支えてやることを意味する。

それは他者の内にある生命の源を、神聖さの源として認めることである。

(バーバラ・アン・ブレナン「癒しの光」)

 

瀬織津姫(せおりつひめ)


瀬織津姫(せおりつひめ)



市寸島比売命(いちきしまひめ)



瀬織津姫(せおりつひめ)の新解釈


さて、瀬織津姫(セオリツヒメ)の説明の前に、
ひとまず天宇受売命(アマノウズメ)を先に行いました。
これには、理由がありまして、
この2パターンのグリッドを受け取ったとき、
どっちがアマノウズメで、どっちがセオリツヒメなのかわからなかったのです。


始めは、クンツァイトの条線のエネルギーの流れが、
セオリツヒメの水による穢れの清めというフィーリングに合うと
感じたのですが、それはどうやら違うようでした。


水を清めると、水で清めるには微妙な違いがあります。
水を清めるエネルギーは、≪ターラ≫で設定しました。
そして、水で清めるは、豊かさの女神トリニティの≪サラスバティ(瀬織津姫)≫で
流れる水の設定した経緯があります。
そうなのです。
サラスバティは、インドの大河の女神であり、水の流れにて清める女神です。
これは、アストラル体を主に清めます。
そして、このときには、瀬織津姫も、その中に加えて設定していました。
大きな括りのなかでは、同時に働いているからです。


でも、今回の瀬織津姫(セオリツヒメ)の新解釈では、
天照大神との関連のなかで、よりヒーリングとしての要素を精査してみました。
そうすると、エーテル体との関連で瀬織津姫(セオリツヒメ)の要素を
見ると、それは、むしろ≪ターラ≫のエネルギーに近いと分かったのです。
「水を清める」です。


「太陽のバランスを取る海」という記事の壬水(みずのえ)の中で書きましたが、
http://d.hatena.ne.jp/birth-of-venus/20160826/1472217129
きれいな水となるためには水源が必要で、金生水となる庚金がその役目をはたします。
そして、流動するとは水源の金性があることです。
金性とは、「高い志」、つまり高貴な魂であろうと志す姿勢です。


つまり、高い志こそ、水(感情)を清め、水の流れを起こさせるのです。
それは、ピンクオパール(優しく穏やかな水)とk2(高貴な魂の集合体)の組み合わせです。
この二つで、水自体が、清められ、流れ出します。


その清い水の流れによって天照大神によって織られたケセリックテンプレート内部を
満たすのが、瀬織津姫(セオリツヒメ)のヒーリンググリッドです。


第七層のケセリックテンプレートレベルに天照大神が対応し、
瀬織津姫(セオリツヒメ)が対応するのが、第六層のセレスティアルレベルです。
ケセリックテンプレートの内側を満たしているのが、セレスティアルレベルであり、
ケセリックは、聖霊界の精神レベル、セレスティアルが、聖霊界の感情レベルです。


そしてこの聖霊界の精神レベルのケセリックと聖霊界の感情レベルのセレスティアルの
部分が、わたしたちのエーテル体を進化させてブッティ(菩薩体)へと上昇する鍵となります。

 

秘儀的な解釈において、おのおのの民族には、民族を導く大天使が配置されると
いわれています。
天照大神を、大和民族を中心とした日本の民族を導く大天使と、もし認識するので
あれば、そのいくつかの民族が日本という国に統一されるに当たっては、
複数の大天使の霊的な協業があったとみなすこともできるかと思います。
それが、瀬織津姫(セオリツヒメ)というもう一人の大天使なのかもしれません。
そして、この二大天使は、聖霊界の精神レベルと感情レベルに分かれて、
日本という国を導いていると考えてみることもできるのではないかと、
わたしは考えるようになっています。

 

 

内宮・外宮



伊勢を中国哲学による「天」とするためには、
天照大神を「太一」に習合させなければならない。
そうしてその次の段階としては当然「太一」と不可分の関係にある、
北斗の神も新しく祀らねばならぬことになる。


しかも中国思想において「天」を象徴する方位は西北(いぬい)であるから、
新しく大神を勧請する場合、当然それは西北の方位から迎えなければならなくなる。


そこで西北の丹波から「止由気(とゆけ)」という北斗の神が勧請され、
「太一」をまつる内宮に対して、その西北に当たる度会(わたらい)の地に、
鎮座されることになった。


「太一」は内、北斗は外であるから、ここにおいて
「内宮」「外宮」の呼称が成立した。

(「隠された神々」吉野裕子